看護師長会
看護部長をはじめ副部長、各部署の師長で構成し、看護部内の各取り決めについての最高決定機関として、日々の業務の問題や他部署との協議を関係者と協議し、能率的な解決策を見出しています。また、看護師教育のための年間計画の企画・運営を担当します。
看護主任会
看護管理者として、主任が直面する問題解決に対応できるよう主任会で討議しています。また、主任が自ら看護実践モデルとなり看護ケアを良質なものにできるよう主任会で症例検討を行っています。
教育委員会
病院及び看護部の理念に基づき、豊かな感性、倫理観、自立性を身につけ、幅広い理論を実践に統合できるよう看護師の能力を高め、安全で患者のニーズに応じた質の高い看護が提供できるよう専門職業人としての人材育成に努めています。師長会からの年間計画に沿って、研修の企画・開催・評価を行います。
感染リンクナース委員会
院内感染対策委員会の活動方針に沿って連携し、看護部の感染対策の役割モデルとなる看護師であり実行部隊として活動しています。
主な活動内容はスタンダードプリコーションの啓発活動、耐性菌、感染症発生時の対応、院内ラウンドから問題点を抽出し改善策を講じたり、感染対策マニュアルの作成改訂などを行っています。
記録委員会
記録委員では、部署ごとの記録の問題について情報共有し、記録にかかる時間の短縮化、効率化を図り、看護記録マニュアル、標準看護計画の見直し、修正を行っています。
看護記録は、看護師が実践した証明であり、また他職種との情報共有を図る為、看護師全員が「誰が見ても分かる看護記録」が書けるようになることを目標としています。
外来、病棟、手術室看護師と連携を図りながら、入院前の生活から退院に至るまで、患者像や看護が継続して見える記録なっているか、情報収集したことが記録されているか、倫理的に適切に記録されているか等を監査し、看護記録の質の向上を目的として活動しています。
褥瘡対策委員会
当院では9割以上が整形外科の患者様です。シーネやギプス、コルセットなど治療で使用する固定装具や弾性ストッキングを使用する頻度が多く、医療関連機器による圧迫損傷のリスクが高くなっています。
そのため、正しいアセスメントの方法やポジショニング、弾性ストッキングコンダクターによる着脱方法の院内研修を行い褥瘡予防に努めています。入院前の外来からアセスメントを行い病棟から手術室、手術室から病棟、退院時は外来へと部署間や栄養科・リハビリなど部門間で情報共有しながら継続したケアを行っています。
リスクマネジメント・業務委員会
安全な看護の提供と質の向上を図ることを目的として、各部署でのリスクマネジメント委員としての役割を果たし、各部署の問題点やインシデント・アクシデント、転倒・転落に関わる情報を委員会に持ち寄り検討・分析などを行っています。
また、気になるインシデント、転倒・転落に対してはRCA分析を各部署で行っています。これらの情報を基に委員会で検討した内容を看護基準・看護手順・検査手順マニュアルに追加・修正、新規作成を行っています。
そして、マニュアルに沿った業務が看護師全員が行えるように、委員として周知徹底に努めています。
看護補助者会
看護補助者は20数名がそれぞれの部署で活躍しています。看護師と看護補助者はお互いに協同することで良い看護が提供できます。従って、看護補助が抱える問題の調整や、看護補助の教育計画・実施・評価などを行っています。リーダー会と全体会を交互に行っています。